お金

貯金は円のままで大丈夫?一部を外貨に移すべき?

円安が気になるなかで、貯金を円預金だけで持ち続けるべきか、それとも一部を外貨に移しておくべきでしょうか?

円安のニュースを見るたびに、貯金を円だけで持っていて大丈夫かと気になる人もいるでしょう。外貨預金にしておけば円の価値が下がる局面への備えになりますが、預金保険の対象外で、両替のたびに手数料もかかります。日銀の利上げで円預金の金利も上がってきた今、円と外貨をどう分けるかを考えます。

手短に言うと

数年以内に使う予定のお金や生活防衛資金は、円のまま預金しておくのが無難です。家賃も食費も円で払ううえ、外貨預金は預金保険の対象外で、両替のたびに手数料もかかるからです。一方、長く使わないお金の一部を外貨建ての資産に分けておけば、円安が進んだときの目減りをやわらげられます。その場合も外貨預金にこだわる必要はありません。新NISAで外国株の投資信託を持つ方法なども並べて比べ、為替の予想に賭けず、時期を分けて少しずつ移すのが現実的です。

テンプレートの天秤

ややノー

デメリットがやや優勢ですが、大差ではありません。

35%
賛成
65%
反対
最も強いメリット

食品やガソリンなど輸入に頼るものは、円安になるほど値上がりしやすい

最大のリスク

両替のたびに為替手数料がかかり、窓口では1ドルにつき片道1円の例もある

判断のしくみ

各項目は、あなたがつけた重みで計算されます。サブの論点は親を最大 50% まで強めたり弱めたりできますが、あなた自身の評価が常に主役です。

下の論点をタップしてオフにすると、天秤が動くのが見えます。サブの論点は、その親の重みを変化させます。

メリット

デメリット

自分のものにする

論点と重みをあなたの状況に合わせて調整すると、判断がリアルタイムで再計算されます。

決める前のチェック

  • 半年以内に使うお金と、数年は使わないお金を分けて金額を書き出す
  • 外貨預金を考えている銀行の為替手数料を、窓口とネットで比べる
  • 円預金は1金融機関ごとに元本1,000万円とその利息まで保護されるので、大きな額は預け先を分ける
  • 為替差益が出たときの課税と、確定申告が必要になる条件を確認する
  • 外貨建て保険を勧められたら、預金ではないこと、解約時の損失、手数料を書面で確かめる
  • 新NISAで外国株の投資信託を持っているなら、すでに外貨建て資産がいくらあるかを計算する
  • 外貨に移すなら一度に替えず、時期を分けて少しずつにする

よくある質問

外貨預金は預金保険で守られますか?
守られません。預金保険制度で保護されるのは、利息のつく円の普通預金や定期預金なら、1金融機関ごとに預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息です。外貨預金はこの対象外で、銀行が破綻した場合は財産の状況に応じて支払われるため、一部がカットされることがあります。
外貨預金の為替手数料はどれくらいかかりますか?
銀行や通貨、取引の方法で変わります。大手銀行の米ドル預金では、1ドルあたり片道で窓口1円、インターネットバンキング25銭という例があります。円から外貨に替えるときと、外貨から円に戻すときの両方でかかるので、為替相場がまったく動かなくても、戻した円は預けた額より少なくなります。
外貨預金で為替差益が出たら、税金はかかりますか?
利息には20.315%の税金が源泉分離課税でかかり、受け取る時点で差し引かれています。一方、円に戻したときの為替差益は原則として雑所得になり、確定申告の対象です。年収2,000万円以下の会社員で、為替差益を含む給与以外の所得が年20万円以下なら確定申告は不要とされていますが、細かな条件は国税庁の案内や税務署で確認してください。
円安に備えるには、外貨預金以外にどんな方法がありますか?
新NISAで為替ヘッジなしの全世界株式や米国株式の投資信託を持つと、円で買っていても中身は外貨建ての資産なので、円安の局面では円換算の評価額が押し上げられます。ただし株価の値動きも重なるため、預金の代わりにはなりません。すぐに使う生活資金は円で置いておき、長く使わないお金で考えるのが基本です。
銀行で外貨建て保険を勧められました。外貨預金と同じですか?
別物です。外貨建て保険は生命保険で、為替の動きによって元本割れするおそれがあり、途中で解約すると損失が出ることもあります。国民生活センターは、為替リスクや手数料を理解しないまま契約してしまうトラブルについて注意を呼びかけてきました。老後資金のつもりで勧められたときほど、商品の種類と手数料を書面で確かめてください。

円安が気になるなかで、貯金を円預金だけで持ち続けるべきか、それとも一部を外貨に移しておくべきでしょうか?

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