キャリア

夜勤のある仕事を選ぶべき?手当の上乗せと体への負担をどう比べるか

深夜割増や夜勤手当で収入を増やすために夜勤のある仕事を選ぶか、日勤だけの働き方を続けるか。

22時から翌朝5時までの深夜労働には、法律で25%以上の割増賃金がつきます。病院や介護施設ではさらに夜勤手当が上乗せされることも多く、同じ仕事でも月収が増えやすい働き方です。その代わり、体内時計とずれた生活は睡眠や体調を崩しやすく、家族や友人と時間も合わなくなります。手取りの差と体への負担を、どちらも具体的に見積もってから決めましょう。

手短に言うと

収入を増やしたい時期がはっきりしていて、昼間に眠れる部屋と家族の協力があるなら、夜勤は効率よく稼げる働き方です。深夜の時間帯には25%以上の割増がつき、職場によっては夜勤手当も加わります。ただし、眠りが浅くなった、休日も疲れが抜けないといった変化が数か月続くなら、手当より体を優先して日勤への切り替えを考えてください。応募の前に、夜勤の回数と時間、仮眠の扱い、手当の額と計算方法を書面で確かめておけば、思っていた収入と違ったという失敗を防げます。

テンプレートの天秤

ややノー

デメリットがやや優勢ですが、大差ではありません。

41%
賛成
59%
反対
最も強いメリット

22時から翌朝5時までの労働には、法律で25%以上の割増賃金がつく

最大のリスク

体内時計とずれた生活で、昼間に眠っても疲れが取れにくくなる

判断のしくみ

各項目は、あなたがつけた重みで計算されます。サブの論点は親を最大 50% まで強めたり弱めたりできますが、あなた自身の評価が常に主役です。

下の論点をタップしてオフにすると、天秤が動くのが見えます。サブの論点は、その親の重みを変化させます。

メリット

デメリット

自分のものにする

論点と重みをあなたの状況に合わせて調整すると、判断がリアルタイムで再計算されます。

決める前のチェック

  • 求人票と雇用契約書で、夜勤の回数、1回の勤務時間、休憩と仮眠の時間を確認する
  • 夜勤手当が深夜割増とは別に出るのか、割増を含めた額なのかを聞いておく
  • 深夜割増を含めた月の手取りを試算し、日勤だけで働く場合と比べる
  • 遮光カーテンや耳栓を使い、昼間でもしっかり眠れる寝室を用意する
  • 夜勤明けに車で帰る場合は、眠気が強い日の帰り方をあらかじめ決めておく
  • 6か月ごとの健康診断の結果を保管し、数値の変化を自分でも追う
  • 子育てや介護が始まったら、深夜業の制限を請求できるかを就業規則で確かめる

よくある質問

夜勤手当と深夜手当は、何が違うのですか?
深夜手当は労働基準法で決まった割増賃金です。22時から翌朝5時までに働いた時間には、通常の賃金の25%以上を上乗せしなければならず、残業が深夜にかかれば50%以上になります。これに対して夜勤手当は会社が独自に決める手当で、1回いくらという形が多く、出すかどうかも額も会社しだいです。求人票の「夜勤手当あり」が深夜割増とは別に出るのか、割増を含めた額なのかを確かめておきましょう。
管理職になると、深夜の割増はつかなくなりますか?
つきます。労働基準法上の管理監督者は労働時間や休日の規定から外れますが、深夜割増の規定は適用されます。残業代が出ない立場でも、22時から5時までに働いた分には25%以上の割増が支払われるのが原則です。そもそも管理監督者にあたるかどうかは役職名ではなく、権限や待遇の実態で判断されます。
夜勤をしていると、健康診断は年2回になるのですか?
深夜業を週1回以上、または月4回以上行う業務に常時ついている人には、会社が配置替えの際と6か月以内ごとに1回、健康診断を行う決まりです。直近6か月の平均で月4回以上深夜業をした人は、自分で受けた健康診断の結果を会社に提出することもでき、会社はそれをもとに必要な措置を考えることになっています。眠れない、体重が急に増えたといった変化があれば、次の健診を待たずに産業医や主治医に相談してください。
子育てや介護をしながら夜勤を断ることはできますか?
小学校に入る前の子どもを育てている人や、家族を介護している人は、育児・介護休業法にもとづいて深夜業の制限を請求できます。1回の請求で1か月以上6か月以内の期間を決め、開始予定日の1か月前までに申し出る仕組みです。勤続1年未満の人、深夜に子どもの世話ができる同居家族がいる人、所定労働時間のすべてが深夜にある人などは対象外になります。妊娠中や出産後の一定期間にある人も、労働基準法にもとづいて請求すれば深夜業をさせないよう求められます。
仮眠時間は、労働時間に含まれますか?
場合によります。仮眠中でも警報や呼び出しにすぐ対応する義務があり、その場を離れられないなら、労働時間にあたると最高裁は判断しています。反対に、業務から完全に解放され、対応は別の担当者が引き受ける体制なら休憩として扱われます。病院や介護施設、警備の夜勤では、仮眠時間が賃金の対象になっているかを雇用契約書や就業規則で確かめましょう。

深夜割増や夜勤手当で収入を増やすために夜勤のある仕事を選ぶか、日勤だけの働き方を続けるか。

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