キャリア
オフィス出社に戻るべき?それともリモートを続ける?
オフィス勤務に戻るべきか、それともチャンスを多少逃してでもリモートワークを続けるべきか?
オフィスかリモートかという選択は、上司に見てもらえる機会・メンタリング・仕事と家の切り分けと、毎日往復2時間の通勤や築いてきた自由度とを天秤にかけることになります。正解はあなたのキャリア段階、自宅の作業環境、そして会社が実際にリモート社員をどう扱っているかで変わります。
手短に言うと
戻るべき(少なくともハイブリッド)なのは、キャリアの初期段階にいる、自社の昇進が明らかに出社組に有利、あるいはリモートの孤独感がこたえている場合です。顔を合わせる機会やメンタリングは、ビデオ越しでは再現しにくいからです。一方、成果が数字で測れて、会社がリモート社員も普通に昇進させ、通勤で毎日1〜2時間(年間にすると10週間以上の勤務時間)を失うなら、リモートを続けましょう。決める前に、正直なチェックを。この1年で昇進したのは誰で、どこで働いていましたか?
テンプレートの天秤
甲乙つけがたい
両者はほぼ拮抗しています。大きな項目をさらに細かく分解してみましょう。
50%
賛成
50%
反対
最も強いメリット
経営層と顔を合わせられる。昇進は上司の目に入る人に偏りがち
最大のリスク
通勤で毎日1〜2時間を奪われ、さらにガソリン代や駐車場代もかかる
判断のしくみ
各項目は、あなたがつけた重みで計算されます。サブの論点は親を最大 50% まで強めたり弱めたりできますが、あなた自身の評価が常に主役です。
下の論点をタップしてオフにすると、天秤が動くのが見えます。サブの論点は、その親の重みを変化させます。
メリット
デメリット
自分のものにする
論点と重みをあなたの状況に合わせて調整すると、判断がリアルタイムで再計算されます。
決める前のチェック
- この1年で自社の誰が昇進したか、その人が出社・ハイブリッド・リモートのどれだったかを確認する
- ラッシュ時のドア・ツー・ドアの通勤時間を計り、年間の出社日数を掛けて実際の時間を出す
- オフィス勤務にかかる毎日の出費を合計する。交通費やガソリン代、駐車場代、ランチ代、服装代
- チームが実際に出社している曜日を確認する。通勤して一人でビデオ会議に出るのは両方の悪いとこ取り
- 自宅の作業環境を正直に点検する。専用スペース・人間工学・境界線があるか、それとも仕事が生活に染み出していないか
- リモートかどうかが評価や昇進にどう影響するかを、上司に直接たずねる
よくある質問
- リモートを続けると、本当に昇進に不利になりますか?
- 多くの場合、不利になります。複数の調査で、同じ成果を出していてもフルリモートの社員は出社組より昇進しにくいと示されており、これは成果ではなく「近くにいる人ほど評価される」近接バイアスが原因です。ただし会社によって差は非常に大きく、リモート前提の会社ではリモート社員も普通に昇進します。確実なのは自社の実態を見ることです。この1年で昇進したのは誰で、どこで働いていたかを確かめましょう。
- 通勤は実際どれくらいのコストになっていますか?
- 数字にしてみましょう。片道1時間の通勤は年間およそ480時間、フルタイム勤務12週間分にあたり、さらに交通費・ガソリン代・駐車場代・外食ランチ代が加わり、年に数万円から十数万円に達することも珍しくありません。研究でも、通勤は日常の中で最も満足度を下げる活動の一つに繰り返し挙げられています。オフィスで得られるものは、毎日支払うこの代償に見合う必要があります。
- ハイブリッドは「いいとこ取り」になりますか?
- 多くの人にとっては、そうなります。週2〜3日を出社日と決めれば、見てもらえる機会やチームでの協働といった利点の大半を得つつ、集中できる時間を確保し、通勤コストもほぼ半分に抑えられます。ただし注意点があり、ハイブリッドが機能するのは出社日がチームと重なる場合だけです。わざわざ通勤して一人でビデオ会議に出るのは、両方の悪いとこ取りになります。妥協案と数える前に、出社日を必ずすり合わせましょう。
オフィス勤務に戻るべきか、それともチャンスを多少逃してでもリモートワークを続けるべきか?
自分のものにする