キャリア

仕事を辞めるべき?

今の仕事を辞めるべきか、それとも残ってもう少し頑張ってみるべきか。

仕事を辞めるかどうかは、キャリアの中でも特に重みのある決断です。心の健康を取り戻し、より良い待遇への道を開くこともあれば、長い転職活動の間に貯金を取り崩すことにもなりかねません。退職届を出す前に、本当のメリット・デメリットを天秤にかけて整理しましょう。

手短に言うと

仕事が健康を損なっていて、社内での改善をすでに試し、半年分以上の生活費を確保できているなら、辞めることは賭けではなく合理的な判断です。落ち着いて区切りをつけてよいでしょう。一方、つらさの原因が一時的な繁忙期や一つの対立で、貯金が一〜二か月分しかもたないなら、在職したまま転職活動を進めるのが得策です。採用側は働いている候補者を好み、転職活動は平均で三〜六か月かかります。

テンプレートの天秤

甲乙つけがたい

両者はほぼ拮抗しています。大きな項目をさらに細かく分解してみましょう。

52%
賛成
48%
反対
最も強いメリット

睡眠・健康・人間関係をむしばむ慢性的なストレスから解放される

最大のリスク

転職活動は平均三〜六か月かかり、その間は安定した収入を失う

判断のしくみ

各項目は、あなたがつけた重みで計算されます。サブの論点は親を最大 50% まで強めたり弱めたりできますが、あなた自身の評価が常に主役です。

下の論点をタップしてオフにすると、天秤が動くのが見えます。サブの論点は、その親の重みを変化させます。

メリット

デメリット

自分のものにする

論点と重みをあなたの状況に合わせて調整すると、判断がリアルタイムで再計算されます。

決める前のチェック

  • 貯金が基本生活費の何か月分あるか数える。次が決まっていない状態で辞めるなら、半年分が安心の目安
  • 今の上司と一度、何が変われば残れるのかを率直に話し合ってみる
  • 今辞めると何を失うか確認する。未確定の株式報酬、年次賞与、健康保険の適用期間など
  • 辞表を出す前に、こっそり市場を試す。職務経歴書を更新し、二〜三社の面接を受けてみる
  • 自分の住む地域で、自己都合退職が失業手当の対象外になるかどうかを確認する
  • そのストレスが休暇を経ても残るかに注目する。続く不調は一時的な不調ではなく燃え尽きのサイン

よくある質問

次の仕事を決めずに辞めても大丈夫ですか?
多くのキャリア専門家は、心身が限界に近い場合や職場環境が劣悪な場合を除いて、おすすめしません。採用側は在職中の候補者を好む傾向があり、転職活動は三〜六か月かかるのが一般的です。それでも先に辞めるなら、最低でも半年分の生活費を蓄えたうえで、空白期間をどう説明し、どう活動を進めるかという具体的な計画を持っておきましょう。
燃え尽き(バーンアウト)なのか、ただの一時的な不調なのか、どう見分ければいいですか?
一時的な不調には終わりがあります。プロジェクトが片付く、合わない上司が異動する、繁忙期が過ぎる、といった区切りです。一方、燃え尽きは続きます。何か月も日曜の夜が憂うつで、休暇をとっても回復せず、努力しても成果が下がっていきます。慢性的な人手不足や役割のミスマッチなど原因が構造的なものなら、もう一度休暇をとるより、辞めることのほうが多くを解決します。
辞めると経歴に傷がつきますか?
空白期間や短期離職が一度あるだけで不利になることはほとんどありません。学び直しや家族の介護、リストラの多い会社からの脱出など、筋の通った理由があればなおさらです。問題視されるのは、どの仕事も一年未満で辞めているというパターンのほうです。採用担当者は、きれいに整った職歴よりも、あなたに何ができるかをはるかに重視します。

今の仕事を辞めるべきか、それとも残ってもう少し頑張ってみるべきか。

自分のものにする