学び

大人になってから新しい外国語を始める価値はある?英語のやり直しか、韓国語や中国語か

仕事や趣味のために、大人になってから英語を学び直すか、韓国語や中国語など新しい言語を始めるか。翻訳アプリがある今、時間をかける意味はありますか。

国内に暮らす外国人は2026年6月末時点で428万人を超え、職場や地域で日本語以外の言葉に触れる場面は確実に増えています。旅行や簡単なやり取りなら無料の翻訳アプリでも足りますが、同僚や取引先と信頼関係を築いたり、好きなドラマや音楽を字幕なしで楽しんだりするには、自分の言葉で話せることが効いてきます。とはいえ、使えるようになるまでには毎日の積み重ねが欠かせません。どの言語を、何のために、どれだけの費用と時間をかけて学ぶのかを考えてみましょう。

手短に言うと

同僚や取引先、家族、趣味の仲間など、その言語で話したい相手がはっきりしているなら、大人になってから始めても学ぶ価値は十分にあります。旅行先で困らない程度が目的なら、無料の翻訳アプリで多くの場面は乗り切れるので、無理に時間を割く必要はありません。始めるなら、NHKの語学講座やアプリで1か月ほど毎日続けられるかを試し、そのうえで教室やオンラインレッスンに進むと失敗が少なくなります。長期の一括払いは避け、検定の級や点数など目に見える目標を置くと続けやすくなります。

テンプレートの天秤

甲乙つけがたい

両者はほぼ拮抗しています。大きな項目をさらに細かく分解してみましょう。

49%
賛成
51%
反対
最も強いメリット

職場の同僚や取引先と、通訳や翻訳アプリを介さずに信頼関係を築ける

最大のリスク

旅行や買い物なら、無料の翻訳アプリでほとんどの用が足りる

判断のしくみ

各項目は、あなたがつけた重みで計算されます。サブの論点は親を最大 50% まで強めたり弱めたりできますが、あなた自身の評価が常に主役です。

下の論点をタップしてオフにすると、天秤が動くのが見えます。サブの論点は、その親の重みを変化させます。

メリット

デメリット

自分のものにする

論点と重みをあなたの状況に合わせて調整すると、判断がリアルタイムで再計算されます。

決める前のチェック

  • その言語を使いたい相手と場面を書き出し、英語にするか別の言語にするかを決める
  • NHKの語学講座や無料のアプリで、まず1か月毎日続けられるか試してみる
  • 英検、TOEIC、ハングル能力検定、HSKなどから、半年後に受ける検定と目標の級を決める
  • 語学教室は契約前に総額と中途解約の条件を書面で確かめ、月額制や短期コースから始める
  • 通いたい講座が一般教育訓練給付金の指定講座か、教育訓練講座検索システムで調べる
  • 住んでいる自治体の国際交流協会で、外国人住民との交流会や語学講座の情報を探す

よくある質問

翻訳アプリがあれば、外国語を学ぶ必要はありませんか?
道案内や買い物、短い問い合わせなら、情報通信研究機構(NICT)が開発した無料の翻訳アプリ「VoiceTra」のように33言語に対応したアプリで十分に用が足ります。ただ、画面を通した会話はどうしても間が空き、冗談や細かなニュアンス、相手の名前を覚えて話しかけるといった関係づくりまでは代わりになりません。旅行先での不便をなくしたいだけならアプリ、職場の同僚や家族、趣味の仲間と深く付き合いたいなら学ぶ価値がある、と分けて考えるとすっきりします。
英語と、韓国語や中国語のような別の言語、どちらを選べばいいですか?
仕事で使う予定がはっきりしているなら、その相手が話す言語が答えです。国内で暮らす外国人は中国、ベトナム、韓国の順に多く、接客や介護、製造の現場ではベトナム語やネパール語など英語以外の言語が役立つ場面もあります。韓国語は語順や漢字語が日本語と似ていて、中国語は漢字の知識が読解の助けになるため、始めやすく感じる人もいます。英語は教材や検定の選択肢が豊富なので、転職や昇進で点数を示したいなら有利です。
語学教室やオンライン英会話の契約で、注意することは?
期間が2か月を超え、入学金や教材費を含めた総額が5万円を超える語学教室の契約は特定商取引法の対象で、書面を受け取ってから8日以内ならクーリング・オフができます。それを過ぎても中途解約はでき、受講開始後に事業者が請求できるのは、受けた分の受講料に加えて5万円か契約残額の20%のうち低いほうまでです。最初から長期の一括払いを選ばず、月額制や短いコースで続けられるかを試してから切り替えると、損をしにくくなります。
語学の講座に、公的な補助は使えますか?
雇用保険の一般教育訓練給付金は、厚生労働大臣が指定した講座を修了すると受講費用の20%(上限10万円)が支給される制度で、語学の講座が指定を受けている場合もあります。指定は講座ごとなので、通いたいスクールのコースが対象かどうかを教育訓練講座検索システムで確かめ、受講前にハローワークで受給資格を確認しておきましょう。自治体の国際交流協会が、地域の外国人住民との交流会や手ごろな語学講座を開いていることもあります。

仕事や趣味のために、大人になってから英語を学び直すか、韓国語や中国語など新しい言語を始めるか。翻訳アプリがある今、時間をかける意味はありますか。

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