学び

プログラミングスクールに通うべき?メリット・デメリットを徹底比較

独学や大学進学と比べて、短期集中型のプログラミングスクールは自分にとって正しいIT業界への道なのでしょうか?

プログラミングスクールは「3〜6か月でキャリアチェンジ」をうたい、実際に成功する人もいます。ですが平均的な受講料は100万〜200万円ほどで、修了しても学位は残りません。しかも未経験者の就職市場は宣伝よりはるかに厳しいのが現実です。これは一つの「投資」だと考えて、冷静に天秤にかけて判断しましょう。

手短に言うと

次の条件がそろうなら、スクールに通う価値があります。すでに2〜3か月独学していて今もプログラミングを楽しめている、受講料に加えておよそ1年分の生活費をまかなえる、そして直近の卒業生に直接尋ねて実績を確認できた場合です。逆に、これまで一度もコードを書いたことがない、家計が「早く内定が出ること」前提になっている、あるいは学校の就職実績がその学校自身の宣伝にしか基づいていない場合は、見送るか時期を待ちましょう。未経験者の市場は飽和しており、半年以上の就活も珍しくありません。

テンプレートの天秤

甲乙つけがたい

両者はほぼ拮抗しています。大きな項目をさらに細かく分解してみましょう。

46%
賛成
54%
反対
最も強いメリット

仕事で通用するスキルまでの、最も速く体系立った道。大学の4年に対して3〜6か月で到達できます

最大のリスク

未経験エンジニアの市場は飽和状態。2023〜2025年の卒業生の多くが半年以上も就活を続けました

判断のしくみ

各項目は、あなたがつけた重みで計算されます。サブの論点は親を最大 50% まで強めたり弱めたりできますが、あなた自身の評価が常に主役です。

下の論点をタップしてオフにすると、天秤が動くのが見えます。サブの論点は、その親の重みを変化させます。

メリット

デメリット

自分のものにする

論点と重みをあなたの状況に合わせて調整すると、判断がリアルタイムで再計算されます。

決める前のチェック

  • お金を払う前に、CS50やProgateなどの無料教材で2〜3か月独学してみる
  • その学校の直近の卒業生5人にLinkedInなどで連絡し、実際の就活がどうだったか聞いてみる
  • おおよそ1年分の生活費を確保する。スクール期間に加え、3〜9か月の就職活動を見込んで計算する
  • 学校の実績が、自社の宣伝ではなく第三者機関に監査されたものかを確認する
  • 出世払い型契約の総支払い上限額を読み、先払いの受講料と比べてみる
  • 志望する地域の未経験向け求人をざっと見て、今どれだけ混み合っているかを把握する

よくある質問

プログラミングスクールの就職率は本当に信用できますか?
公表されている就職率は、まず疑ってかかるのが賢明です。多くは「IT関連であれば何でも就職」とカウントしたり、途中退校者を除外したり、短期契約まで含めていたりします。より信頼できる手がかりは、第三者機関による監査済みの実績、LinkedInなどで直接連絡が取れる卒業生、そして特に直近12か月の卒業生がどうしているかです。2022年以降、未経験者の市場はかなり厳しくなっているからです。
スクールと独学、どちらが良いですか?
無料教材(CS50やProgateなど)を使った独学なら、お金を一切かける前に「自分は本当にプログラミングを楽しめるか」を確かめられますし、そのまま就職する人もいます。一方スクールは、学習の枠組み・締め切り・仲間・就職サポートを手に入れる手段です。よくある中間の道は、まず2〜3か月独学してみて、それでもまだやる気があり加速させたいと感じたときにだけ申し込む、という進め方です。
スクール修了後、就職までに実際どのくらいかかりますか?
成功談が示す「2週間」ではなく、修了後3〜9か月の就職活動を見込んでください。つまりスクール期間も含めて、おおよそ1年分の生活費を確保しておく計算になります。最も早く内定を得やすいのは、分野を問わず社会人経験があり、しっかりしたポートフォリオ作品を持ち、地道に人脈づくりを続けている人です。
企業はスクール卒業生を評価してくれますか?
評価する企業もあれば、書類で落とす企業もあります。スタートアップや受託開発の会社は、実証された技術力とポートフォリオで採用する傾向があります。一方、多くの大企業や大手IT企業は、特に新卒・未経験枠で今も学歴を重視します。現実的な最初の就職先は規模の小さな会社になる可能性が高く、1〜2年の経験を積んだ後にステップアップしていく形になるでしょう。

独学や大学進学と比べて、短期集中型のプログラミングスクールは自分にとって正しいIT業界への道なのでしょうか?

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