趣味
YouTubeを始めるべき?編集の手間と収益化の条件を知ってから決める
趣味や仕事の知識を動画にして投稿したい。誰にも見られない動画を、何年も編集し続けることにならないか。
YouTubeで広告収入を得るには、登録者1,000人に加えて、直近12か月の総再生時間4,000時間か、直近90日間のショート動画1,000万回の視聴が必要です。そこに届くまでは、撮影とカット、テロップ入れに毎週まとまった時間を使うことになります。顔を出すかどうか、家族や通行人の映り込み、音楽の権利、会社員としての副収入の扱いも含めて、始めるかを考えます。
手短に言うと
撮ることと編集することそのものを楽しめるなら、収益化を急がずに始める価値はあります。広告収入の条件である登録者1,000人と再生時間4,000時間に届くまでには時間がかかるため、最初はスマホと無料アプリで10本ほど作り、続けられるかを確かめるのが現実的です。顔を出すかどうか、家族や通行人の映り込み、音楽の権利は投稿前に決めておきましょう。会社員なら就業規則と、収入が出たときの申告も確認しておくと安心です。
テンプレートの天秤
甲乙つけがたい
両者はほぼ拮抗しています。大きな項目をさらに細かく分解してみましょう。
動画は一度出せば検索やおすすめから長く見られ、過去の作品が積み上がっていく
広告収入には登録者1,000人と年4,000時間の再生が要り、届かないまま終わるチャンネルも多い
判断のしくみ
各項目は、あなたがつけた重みで計算されます。サブの論点は親を最大 50% まで強めたり弱めたりできますが、あなた自身の評価が常に主役です。
下の論点をタップしてオフにすると、天秤が動くのが見えます。サブの論点は、その親の重みを変化させます。
メリット
デメリット
論点と重みをあなたの状況に合わせて調整すると、判断がリアルタイムで再計算されます。
決める前のチェック
- チャンネルのテーマを一つに絞り、最初の10本分の企画タイトルを書き出す
- 顔を出すかどうかを決め、窓の外や郵便物など住所が分かるものが映らない撮影場所を作る
- スマホと無料の編集アプリで1本作り、撮影から投稿までにかかった時間を記録する
- BGMはYouTubeのオーディオライブラリなど、利用条件がはっきりした音源から選ぶ
- 街中や店で撮るときは、撮影の許可と、通行人の顔をぼかす作業を見込んでおく
- 勤め先の就業規則で、副業や個人での動画投稿に制限がないか確認する
- 収益化を申し込むときにAdSenseで米国の税務情報を登録し、所得の記録をつけ始める
よくある質問
- 収益化するには、どんな条件がありますか?
- YouTubeパートナープログラムで広告収入を得るには、登録者1,000人以上に加えて、直近12か月の長尺動画の総再生時間が4,000時間以上か、直近90日間のショート動画の視聴回数が1,000万回以上である必要があります。条件を満たしても審査があり、他人の動画の転載や、ほとんど同じ内容を量産しているチャンネルは認められないことがあります。最初は収益化よりも、見た人が次の動画も見たくなる内容かどうかを目標にするほうが、結果として近道です。
- 顔を出さなくても続けられますか?
- 手元だけを映す料理や工作、画面を録画するゲーム実況、イラストを使った解説など、顔を出さないチャンネルは日本でも珍しくありません。身バレを避けたい会社員には現実的な選び方です。ただ、顔や表情が見えるほうが親しみを持たれやすい内容もあるので、何を発信するかに合わせて決めましょう。窓の外の景色や郵便物、制服など、住んでいる場所や勤め先が分かるものが映っていないかは、投稿前に必ず見直してください。
- 街中や店の中で撮影するときは、何に気をつければいいですか?
- 通行人の顔がはっきり分かる映像をそのまま出すと、肖像権やプライバシーをめぐるトラブルになりかねません。人の顔はぼかすか、映り込まない角度で撮りましょう。店や施設の中は撮影を断っているところも多いので、事前に許可を取ってください。店内での迷惑行為を撮影して投稿した人が業務妨害などの疑いで逮捕された事件も報じられており、再生数のために周りへ迷惑をかける企画は避けるのが基本です。
- YouTubeの収入に、税金はかかりますか?
- 収益化するとAdSenseに米国の税務情報を登録する必要があり、提出しないと全世界の収益から最大24%が差し引かれる場合があります。日米租税条約の適用を申請すれば、米国の視聴者から得た分の源泉徴収を抑えられます。国内では、会社員で給与以外の所得が年20万円を超えれば確定申告が必要で、20万円以下でも住民税の申告を求める自治体があります。機材や編集ソフトの費用は記録しておきましょう。
趣味や仕事の知識を動画にして投稿したい。誰にも見られない動画を、何年も編集し続けることにならないか。
自分のものにする