健康
ベジタリアンになるべき?だしと外食の多い日本で菜食を続けるには
肉や魚を食べないベジタリアンの食生活に、日本で暮らしながら切り替えるべきでしょうか?
豆腐や納豆があり、精進料理の伝統もある日本は、菜食向きの食材がそろった国です。ただ、味噌汁やめんつゆのかつおだし、ラーメンのスープのように、肉や魚が見えない形で入っている料理も多く、外食や職場の付き合いでは工夫が要ります。栄養面では、ビタミンB12など気をつけたい点もあります。始める理由と続けやすさ、体への影響を並べて考えます。
手短に言うと
動物や環境への思いがはっきりしていて、自炊の時間を取れるなら、日本はベジタリアンを始めやすい国です。大豆製品と季節の野菜、昆布やしいたけのだしを使えば、和食の満足感を保ったまま肉や魚を抜けます。一方で、外食や会食の多い仕事をしている、家族と別の献立を作る余裕がない、栄養の管理に手が回らないという人は、まず週に数日から始めるほうが現実的です。ビタミンB12や鉄が不足しないよう健康診断の結果にも目を通し、気になる点は医師や管理栄養士に相談してください。
テンプレートの天秤
甲乙つけがたい
両者はほぼ拮抗しています。大きな項目をさらに細かく分解してみましょう。
49%
賛成
51%
反対
最も強いメリット
動物を食べないという自分の価値観に沿って、毎日の食事を選べる
最大のリスク
会社の飲み会や親戚の集まりで、食べられるものが限られて気をつかう
判断のしくみ
各項目は、あなたがつけた重みで計算されます。サブの論点は親を最大 50% まで強めたり弱めたりできますが、あなた自身の評価が常に主役です。
下の論点をタップしてオフにすると、天秤が動くのが見えます。サブの論点は、その親の重みを変化させます。
メリット
デメリット
自分のものにする
論点と重みをあなたの状況に合わせて調整すると、判断がリアルタイムで再計算されます。
決める前のチェック
- 卵や乳製品、魚介はとるのかなど、自分がどこまで避けるのかを先に決める
- 豆腐、納豆、高野豆腐などを使った、続けられそうな献立を5つほど用意する
- 昆布やしいたけで取っただしや、動物性原料不使用と表示された顆粒だしをそろえる
- 外食では、だしや肉エキスが使われていないかを店の人にたずねる
- 大豆ミートなどの加工品は、原材料欄で卵、乳、肉エキスの有無を確認してから買う
- 健康診断で貧血の項目を確認し、気になる数値があれば医師や管理栄養士に相談する
- 職場や家族には何を食べないのかを短く伝えておき、食事の場で困らないようにする
よくある質問
- 日本でベジタリアンを続けるのは難しいですか?
- 自炊なら、それほど難しくありません。豆腐、納豆、油揚げ、高野豆腐、季節の野菜はスーパーで手ごろに買え、昆布やしいたけでだしを取れば和食の味も保てます。難しいのは外食です。味噌汁やうどん、そばのつゆには、かつお節や煮干しのだしが使われていることが多く、見た目では分かりません。お寺の精進料理や、ベジタリアン対応をうたう店を前もって探しておくと選択肢が広がります。
- 栄養が足りなくなりませんか?
- 卵や乳製品をとるタイプなら、大豆製品と組み合わせることで、たんぱく質は十分にとれることが多いです。気をつけたいのはビタミンB12で、自然な形では主に魚や肉、卵、乳製品などの動物性食品に含まれるため、動物性食品をほとんど食べない人は不足しやすくなります。鉄や亜鉛、魚に多いオメガ3系の脂肪酸も意識したい栄養素です。妊娠中や授乳中、成長期の子ども、持病のある人は、始める前に医師や管理栄養士に相談してください。
- 肉と魚を一度にやめたほうがいいですか?
- いきなりすべてをやめるより、平日の昼だけ肉を抜く、まず自宅の食事から菜食にするといった段階的な始め方のほうが続けやすくなります。日本では、無理なく肉を減らす「ゆるベジ」という言い方も広まっています。気に入った料理が増えてから範囲を広げれば、外食や付き合いで無理をする場面も減らせます。
- 大豆ミートなどの代替食品は選んでいいですか?
- 手軽にたんぱく質をとれるので便利ですが、商品によっては塩分や添加物が多いこともあります。消費者庁は、大豆ミートなどのプラントベース食品について、食肉と誤解させない表示の考え方をQ&Aで示しています。原材料欄で大豆以外に何が使われているか、卵や乳、肉エキスが含まれていないかを確かめてから選びましょう。
肉や魚を食べないベジタリアンの食生活に、日本で暮らしながら切り替えるべきでしょうか?
自分のものにする