健康
レーシックとICL、視力回復の手術は受けるべき?
メガネやコンタクトから解放されるために、レーシックやICLの手術を受けるべきでしょうか?
朝から裸眼で見える生活は魅力ですが、レーシックもICLも公的医療保険がきかない自由診療で、両眼で数十万円かかります。2013年には消費者庁が、リスクの説明を十分に受けないまま安易に手術を受けないよう注意を呼びかけました。費用と医療費控除、術後の見え方、老眼や将来の白内障手術との関係まで、決める前に知っておきたい点を並べました。
手短に言うと
度数がここ数年安定していて、検査で角膜の厚みや目の状態に問題がなく、メガネやコンタクトが仕事や趣味、災害への備えの面ではっきり負担になっているなら、手術を検討する価値はあります。強い近視や角膜が薄い人はICL、費用を抑えたいならレーシック、という選び方が一般的です。一方、元に戻せないことへの不安が大きい、すでにドライアイがある、老眼が気になり始める年齢に近いという人は、急いで受ける理由はあまりありません。決め手にすべきは広告ではなく、検査結果と執刀医の説明です。
テンプレートの天秤
ややノー
デメリットがやや優勢ですが、大差ではありません。
43%
賛成
57%
反対
最も強いメリット
朝起きた瞬間から、裸眼で時計や家族の顔がはっきり見える
最大のリスク
レーシックで削った角膜は、元に戻すことができない
判断のしくみ
各項目は、あなたがつけた重みで計算されます。サブの論点は親を最大 50% まで強めたり弱めたりできますが、あなた自身の評価が常に主役です。
下の論点をタップしてオフにすると、天秤が動くのが見えます。サブの論点は、その親の重みを変化させます。
メリット
デメリット
自分のものにする
論点と重みをあなたの状況に合わせて調整すると、判断がリアルタイムで再計算されます。
決める前のチェック
- 複数の眼科で適応検査を受け、角膜の厚みや形、度数の安定性について説明を受ける
- レーシックとICLのどちらを勧められたのか、その理由と起こりうる合併症を書面でもらう
- 料金に含まれる範囲(検査、術後の通院、再手術の保証期間)をクリニックごとに比べる
- 今のコンタクト代、ケア用品、メガネの買い替えにかかる年間費用を書き出し、手術費と比べる
- 手術の領収書を保管し、翌年の確定申告で医療費控除を申請する
- 手術前の検査データのコピーをもらい、将来の白内障手術に備えて保管しておく
- 夜に車を運転することが多い人は、ハローやグレアが運転に与える影響を医師に相談する
よくある質問
- レーシックとICLは何が違うのですか?
- レーシックは角膜をレーザーで削って屈折を変える手術で、削った角膜は元に戻せません。ICLは虹彩の裏側に小さなレンズを入れる方法で、日本では2010年に承認されました。角膜を削らないので強い近視にも対応しやすく、必要になればレンズを取り出せるのが特徴です。そのぶん費用は高く、目の中に器具を入れる手術ならではの合併症もあります。どちらが合うかは、角膜の厚みや度数などの検査結果で決まります。
- 視力回復の手術は医療費控除の対象になりますか?
- 国税庁は、レーシック手術の費用を医師による診療や治療の対価として、医療費控除の対象に含めています。日常生活のために買うメガネやコンタクトレンズの代金は対象外です。控除できるのは、1年間に払った医療費から10万円(総所得金額等が200万円未満の人はその5%)を引いた額で、上限は200万円。ICLについては国税庁の例示に名前がないため、申告の前に税務署へ確認しておくと安心です。
- 消費者庁の注意喚起とは、どんな内容でしたか?
- 2013年12月、消費者庁と国民生活センターは、レーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分に受けるよう呼びかけました。寄せられた事故情報は5年間で80件にのぼり、過矯正で遠視になり頭痛や吐き気が出た例のほか、乱視、まぶしさ、ドライアイなどの訴えがありました。手術を受けた人の4割以上が何らかの症状や不具合を感じていたという調査結果も公表されています。料金の安さや広告の言葉より、検査と説明の丁寧さで医療機関を選びましょう。
- 将来、老眼や白内障になったらどうなりますか?
- 近視を手術で治しても、年齢とともに進む老眼は避けられず、手元を見るための老眼鏡はいずれ必要になります。近視の人は裸眼なら近くが見えていたのに、手術後はそれが難しくなることもあります。レーシックを受けた目は、将来の白内障手術で眼内レンズの度数計算に誤差が出やすいので、手術前の検査データをもらって保管しておきましょう。ICLの場合は、レンズを取り出してから白内障手術を行うのが一般的です。
メガネやコンタクトから解放されるために、レーシックやICLの手術を受けるべきでしょうか?
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