健康
カウンセリングや心療内科、行ってみるべきか迷ったら
誰かに相談するほどのことなのか分からないまま、モヤモヤした状態が続いています。今、カウンセリングや心療内科を受けてみるべきでしょうか?
「この程度で行っていいのか」と迷っているうちに、半年、一年と過ぎてしまうことはよくあります。日本では、医師の診察なら健康保険が使え、都道府県や政令市の精神保健福祉センター、厚生労働省の「こころの耳」では無料で相談できます。その一方で、病院の外のカウンセリングは自費になりやすく、相性の良い相手に出会うまで時間もかかります。最初の一歩をどこにするかも含めて、始める前に考えておきたい点をまとめました。
手短に言うと
眠りや食欲、仕事への意欲に変化が出ている、あるいは同じ悩みが何か月も頭から離れないなら、相談を始めてよいタイミングです。体や生活に影響が出ているなら心療内科か精神科へ。保険がきき、通院が続けば自立支援医療で負担を軽くできます。生活は回っていて気持ちを整理したいなら、公認心理師や臨床心理士のカウンセリングが向いています。費用や人目が気になるなら、精神保健福祉センターや「こころの耳」の無料相談を最初の一歩にしてください。死にたい気持ちがあるときは、迷わずその日のうちに医療機関や相談窓口へ連絡しましょう。
テンプレートの天秤
ややイエス
メリットがやや優勢ですが、大差ではありません。
心療内科の診察なら健康保険がきき、窓口負担は原則3割で済む
相性の良い相手に出会うまで、何人か試すことになる場合がある
判断のしくみ
各項目は、あなたがつけた重みで計算されます。サブの論点は親を最大 50% まで強めたり弱めたりできますが、あなた自身の評価が常に主役です。
下の論点をタップしてオフにすると、天秤が動くのが見えます。サブの論点は、その親の重みを変化させます。
メリット
デメリット
論点と重みをあなたの状況に合わせて調整すると、判断がリアルタイムで再計算されます。
決める前のチェック
- 眠り、食欲、気分、仕事や家事への支障を一週間ほどメモし、初回の相談に持っていく
- 体や生活に影響が出ているなら、心療内科か精神科に電話して初診の予約を取る
- 費用が心配なら、都道府県や政令市の精神保健福祉センターに無料相談の方法を問い合わせる
- 通院が続きそうなら、市区町村の窓口で自立支援医療(精神通院医療)を申請する
- 会社員なら、産業医や社内の相談窓口、ストレスチェック後の面接指導が使えるかを確認する
- 民間のカウンセリングルームは、公認心理師か臨床心理士の資格、1回の料金、キャンセル規定を事前に確かめる
- 同じ相手に数回通ってみて、話しにくさが消えなければ相談先を変える
よくある質問
- この程度の悩みで相談してもいいのでしょうか?
- かまいません。カウンセリングは危機に陥った人だけのものではなく、人間関係で同じつまずきを繰り返す、理由のはっきりしない疲れが抜けないといった悩みの整理にも使えます。心療内科でも、眠れない、食欲が落ちた、朝になると体が重いといった体の変化をきっかけに受診する人は珍しくありません。迷っている段階で一度話してみるほうが、こじれてから動くより負担は小さく済みます。
- 費用はどのくらいかかりますか?
- 心療内科や精神科での診察は健康保険の対象で、窓口での負担は現役世代なら原則3割です。通院が長くなりそうなら、自立支援医療(精神通院医療)を申請すると原則1割に下がり、所得に応じて月ごとの上限も設けられます。病院の外にある民間のカウンセリングルームは自費で、料金は運営元によって大きく違います。費用が心配なら、精神保健福祉センターや保健所の無料相談から始める方法もあります。
- 会社に知られずに相談できますか?
- 医療機関や心理職には守秘義務があり、本人の同意なく受診の内容が勤務先に伝わることは基本的にありません。職場のストレスチェックの結果も、本人の同意がなければ会社には渡されない仕組みです。それでも気になるなら、厚生労働省の「こころの耳」に匿名・無料で電話やSNS、メールで相談するところから始めると安心です。働く本人だけでなく、家族も利用できます。
- 最初はどこに行けばいいですか?
- 眠れない、食べられない、仕事に行けないなど、体や生活に影響が出ているなら心療内科か精神科が入口です。初診は予約制のところが多いので、電話やウェブで早めに枠を押さえてください。生活は回っていて、気持ちを整理したいだけなら、公認心理師や臨床心理士のいるカウンセリングルームも選べます。会社員なら産業医や社内の相談窓口、学生なら大学の学生相談室も使えます。
誰かに相談するほどのことなのか分からないまま、モヤモヤした状態が続いています。今、カウンセリングや心療内科を受けてみるべきでしょうか?
自分のものにする