旅
バックパッカーで長旅に出るべき?休学や退職をして海外を回る前に考えること
休学や退職をして、数か月かけてバックパッカーとして海外を回るか、今の生活を続けるか。
日本のパスポートはビザなしで入れる国の数が世界でも最も多い部類で、ゲストハウスやドミトリーを使えば東南アジアなどを長く回れます。ただ、円安でヨーロッパや北米の宿代は重く、日本の会社で数か月の休みを取るのは難しいため、休学や退職、転職の合間に行くのが現実的です。予防接種や保険、帰国後の就職まで含めて、今行くべきかを考えます。
手短に言うと
時間と体力があり、帰国後の進み方をある程度考えられているなら、行く価値の大きい旅です。学生の休学中や卒業前、転職の合間など、生活の区切りに合わせると後悔が少なくなります。円安の今は、物価の安い東南アジアや南アジアを中心にルートを組むと、限られた貯金でも長く回れます。家族の介護がある人や、昇進や資格試験が目前の人は、期間を1か月程度に短くするか、時期をずらすことも考えてください。
テンプレートの天秤
甲乙つけがたい
両者はほぼ拮抗しています。大きな項目をさらに細かく分解してみましょう。
47%
賛成
53%
反対
最も強いメリット
日本のパスポートはビザなしで入れる国が多く、旅の途中でルートを変えやすい
最大のリスク
旅の間は収入が止まり、貯金が減っていくのを毎日見ることになる
判断のしくみ
各項目は、あなたがつけた重みで計算されます。サブの論点は親を最大 50% まで強めたり弱めたりできますが、あなた自身の評価が常に主役です。
下の論点をタップしてオフにすると、天秤が動くのが見えます。サブの論点は、その親の重みを変化させます。
メリット
デメリット
自分のものにする
論点と重みをあなたの状況に合わせて調整すると、判断がリアルタイムで再計算されます。
決める前のチェック
- 行きたい地域のドミトリー代と食費を調べて日数を掛け、移動費と保険料を足した総予算を出す
- 渡航の3か月以上前にトラベルクリニックで相談し、A型肝炎や狂犬病などの接種計画を立てる
- 旅の期間をカバーする長期の海外旅行保険に入り、クレジットカード付帯の補償期間も確認する
- 外務省のたびレジに登録し、海外安全ホームページで行き先の危険情報を確かめる
- パスポートの残りの有効期間が、各国の入国条件を満たしているかを確認する
- 学生なら休学中の学費の扱いを、社会人なら退職日と健康保険や住民税の切り替えを確認する
- 貴重品を分けて持ち、パスポートとカードの控えをクラウドと紙の両方に残す
- 帰国後にやりたいことを一つ決め、旅の記録を人に話せる形で残しておく
よくある質問
- どのくらいの期間で、いくら用意すればいいですか?
- 行く地域で大きく変わります。東南アジアや南アジアにはドミトリーや屋台を使えば日本で暮らすより安く過ごせる国が多い一方、円安の今はヨーロッパや北米、オーストラリアの宿代と外食費がかなり重くなっています。目安を作るなら、行きたい国のドミトリー1泊の料金と食費を予約サイトで調べて日数を掛け、移動費と保険料、予防接種代を足してください。帰国してから次の収入が入るまでの生活費も別に残しておくと、旅の終わりに焦らずに済みます。
- 休学や退職をして行くと、就職で不利になりますか?
- 学生なら、休学して行く方法と卒業後に行く方法があります。厚生労働省の指針は、卒業後少なくとも3年間は新卒枠で応募できるよう企業に求めていますが、実際の扱いは会社ごとに違うので、志望先の募集要項を確認してください。社会人が退職して行く場合、面接で聞かれるのは空白の理由より、旅で何をして何を得たかです。行き先や期間を自分で決め、トラブルをどう切り抜けたかを具体的に話せれば、経験として受け止めてもらいやすくなります。転職先が決まらないまま出るなら、帰国後の数か月は職探しの期間になると見込んでおきましょう。
- 予防接種は受けたほうがいいですか?
- 厚生労働省検疫所(FORTH)は、渡航の3か月以上前からトラベルクリニックなどで相談するよう勧めています。途上国に長く滞在する人にはA型肝炎(2〜4週間隔で2回)、動物と接する機会が多い人やすぐに病院へ行けない地域を回る人には狂犬病の暴露前接種(基本3回)、東南アジアの農村部に長くいる人には日本脳炎などが挙げられています。何回か打つ必要があるワクチンが多いので、ルートが決まったら早めに予約し、費用も予算に入れておいてください。
- 長旅でも、たびレジに登録しておけば大丈夫ですか?
- 外務省のたびレジは3か月未満の旅行者向けの任意の登録で、行き先の大使館や総領事館から治安や災害の情報がメールで届きます。国を移りながら旅するなら、ルートが決まるたびに更新しておきましょう。1つの国に住所や滞在先を定めて3か月以上いる場合は、旅券法にもとづいて在留届を出す義務があります。また、クレジットカードの付帯保険は補償期間が出発から90日までのものが多く、それより長い旅では長期の海外旅行保険を別に用意する必要があります。
休学や退職をして、数か月かけてバックパッカーとして海外を回るか、今の生活を続けるか。
自分のものにする