ライフスタイル
SNSをやめたい。LINEだけ残して、XやInstagramは消してもいい?
XやInstagramを見る時間を減らしたい、人と比べて疲れるのをやめたい。アカウントを消すのと使い方を変えるのとでは、どちらが自分に合っていますか?
総務省の調査では、平日1日のインターネット利用は平均で3時間を超えています。そのうちどれだけがタイムラインを眺める時間かを振り返ると、やめたくなるのは自然なことです。ただ日本では、LINEが家族や学校、職場の連絡の土台になっていて、災害時の情報や仕事の発信をXに頼る人もいます。何を手放して何を残すかを分けて考えるのが現実的です。
手短に言うと
XやInstagramを見たあとに疲れや焦りが残るなら、そこから手放す価値は十分にあります。ただ日本ではLINEが家族や学校、職場の連絡網になっているので、全部を一度に消す必要はありません。タイムライン系のアプリをスマホから消して1か月過ごし、困ったことと楽になったことを書き出してから、アカウントを削除するか決めると後悔が少なくなります。仕事で発信している人は、仕事用のアカウントだけ残す分け方も考えてみてください。
テンプレートの天秤
甲乙つけがたい
両者はほぼ拮抗しています。大きな項目をさらに細かく分解してみましょう。
他人の旅行や昇進、子育ての投稿と自分を比べて落ち込むことがなくなる
SNSでしかつながっていない昔の友人や趣味仲間とは、自然と疎遠になる
判断のしくみ
各項目は、あなたがつけた重みで計算されます。サブの論点は親を最大 50% まで強めたり弱めたりできますが、あなた自身の評価が常に主役です。
下の論点をタップしてオフにすると、天秤が動くのが見えます。サブの論点は、その親の重みを変化させます。
メリット
デメリット
論点と重みをあなたの状況に合わせて調整すると、判断がリアルタイムで再計算されます。
決める前のチェック
- スマホのスクリーンタイムで、アプリごとの1日の利用時間を1週間分確かめる
- LINEを残すかどうかを決め、残すなら不要な公式アカウントとグループの通知を切る
- 消す前に、写真や投稿をデータのダウンロード機能で保存しておく
- SNSのアカウントでログインしているサイトを洗い出し、メールでのログインに切り替える
- 住んでいる自治体の防災メールや防災アプリを登録し、災害時の情報源を確保する
- いきなり削除せず、まずアプリを消して30日過ごし、戻りたくなった場面を書き出す
よくある質問
- LINEもやめたほうがいいですか?
- 総務省が2026年6月に公表した2025年度の調査では、LINEの利用率は全年代で92.9%でした。Instagramの54.8%、Xの44.7%と比べても別格の連絡手段です。家族のグループや学校、習い事の連絡、職場のやり取りが集まっていることも多く、消すと周りに連絡方法を変えてもらう負担が生じます。疲れの原因がタイムラインや人との比較なら、LINEは通知を絞って残し、XやInstagramから手放すほうが現実的です。
- アカウントを消す前に、やっておくことはありますか?
- 写真や投稿を残したいなら、各サービスのデータのダウンロード機能で先に保存しておきましょう。XやInstagramには、すぐに削除せず一時的に利用を止める方法もあるので、まず休止して様子を見るのも手です。ほかのサイトに「Xでログイン」などの連携で入っている場合は、消す前にメールアドレスでのログインに切り替えておかないと、そのサービスに入れなくなることがあります。
- SNSで誹謗中傷を受けていて、やめるか迷っています。
- やめる前に、投稿のスクリーンショットとURLを保存しておいてください。2025年4月に施行された情報流通プラットフォーム対処法で、大手のプラットフォーム事業者は、削除の申し出を受けてから原則7日以内に対応を判断し、申し出た人に通知することが求められるようになりました。申し出の仕方が分からないときは、総務省の違法・有害情報相談センターに相談できます。身の危険を感じる内容なら、警察にも相談しましょう。
- やめると、必要な情報に取り残されませんか?
- ニュースそのものはニュースサイトやテレビで十分に追えます。気をつけたいのは地震や大雨のときで、自治体や鉄道会社がXで出す速報は、ほかの手段より早く届くことがあります。アカウントを消すなら、住んでいる自治体の防災メールや防災アプリ、NHKのニュース・防災アプリなどを代わりに入れておくと安心です。趣味や推し活の情報も、公式サイトやメールマガジンで受け取れるものが少なくありません。
XやInstagramを見る時間を減らしたい、人と比べて疲れるのをやめたい。アカウントを消すのと使い方を変えるのとでは、どちらが自分に合っていますか?
自分のものにする