テクノロジー
自作PCとBTO、初めての一台はどっちで手に入れる?
パーツを選んで自分で組み立てるのと、BTOショップやメーカーの完成品を買うのとでは、手間と保証の面でどちらが自分に合っているでしょうか?
同じ予算なら、自作のほうが電源やケースまで納得のいくパーツを選べます。その代わり、動かないときに原因を突き止めるのも、店やメーカーとやり取りするのも自分です。BTOなら注文時に構成を選べて、届いた日から使え、困ったときの窓口も一つで済みます。パーツの価格は為替やセールで大きく動くので、時期によってはBTOのほうが安く収まることもあります。どこまで自分で面倒を見られるかを軸に考えてみましょう。
手短に言うと
組み立てやトラブル対応そのものを楽しめて、電源やケースまで自分で選びたいなら自作が向いています。数年後にグラフィックボードだけ替えるような使い方もしやすくなります。一方で、今週中に確実に使い始めたい人や、壊れたときに窓口一つで済ませたい人はBTOを選んだほうが安心です。見積もりはWindowsのライセンス代まで含めて比べ、差が小さいならBTO、はっきり安いなら自作と考えると決めやすくなります。
テンプレートの天秤
ややノー
デメリットがやや優勢ですが、大差ではありません。
グラフィックボードだけ交換するなど、数年後の増強を見越して構成を組める
画面が映らないとき、どのパーツが原因かを一つずつ自分で切り分けるしかない
判断のしくみ
各項目は、あなたがつけた重みで計算されます。サブの論点は親を最大 50% まで強めたり弱めたりできますが、あなた自身の評価が常に主役です。
下の論点をタップしてオフにすると、天秤が動くのが見えます。サブの論点は、その親の重みを変化させます。
メリット
デメリット
論点と重みをあなたの状況に合わせて調整すると、判断がリアルタイムで再計算されます。
決める前のチェック
- 作りたい構成の見積もりをWindowsのライセンス代と送料まで含めて出し、同じくらいの性能のBTOモデル2〜3台と並べる
- BTOの基本保証の期間と、延長保証を付けた場合の料金を確かめる
- パーツを買う店の初期不良交換の期間と、相性問題に対応してくれる保証があるかを確認する
- CPUとマザーボードの対応、電源の容量、ケースに入るグラフィックボードの長さを事前に照らし合わせる
- 組み立てと動作確認にかかる時間を見積もり、休日を一日空けておく
- 起動しなかったときに頼れる人や、持ち込める店の有料サポートを探しておく
- 将来の処分も考え、BTOならPCリサイクルマークが付くかどうかを確認しておく
よくある質問
- 自作のほうが本当に安くなりますか?
- 安くなる場面はありますが、差は思ったより小さいことが多く、時期によっては逆転します。BTOの値段にはWindowsのライセンス、組み立て、動作確認まで含まれていて、決算期やセールでは自作の見積もりを下回ることも珍しくありません。自作で見積もるときは、パッケージ版なら1万円台半ばからかかるWindowsのライセンス代と送料を必ず足してください。それでも差がわずかなら、手間がかからない分だけBTOが有利です。
- 初心者でも組み立てられますか?
- パーツは差し込む向きが決まっているものが多く、手順を解説した日本語の動画や記事もたくさんあるので、組み立て自体は初めてでも何とかなります。難しいのは、電源を入れても画面が映らないときです。メモリの挿し込みが甘いのか、パーツの初期不良なのかを一つずつ切り分ける必要があり、ここで何日も止まってしまう人もいます。近くに相談できる人がいるか、ショップの有料サポートを頼れるかも考えておきましょう。
- 保証はどう違いますか?
- BTOパソコンは本体まるごとに1年ほどの保証が付くのが一般的で、ショップによっては有料で3年や4年に延ばせます。壊れたら窓口に送るだけで済むのが強みです。自作の場合はパーツごとにメーカー保証があり、本体の保証より長いものもありますが、どのパーツが壊れたかを自分で突き止め、購入店や代理店に個別に送らなければなりません。購入直後の初期不良は店ごとに交換できる期間が決まっているので、届いたらすぐに動作を確かめてください。
- 使わなくなったPCはどう処分しますか?
- メーカー製やBTOのパソコンにPCリサイクルマークが付いていれば、そのメーカーが無料で回収してくれます。自作PCには回収するメーカーがないため、パソコン3R推進協会に申し込み、有料で引き取ってもらうのが基本です。自治体の粗大ごみではパソコンを出せないことが多いので、まだ使えるパーツを売ったり譲ったりする出口も含めて考えておくと安心です。
パーツを選んで自分で組み立てるのと、BTOショップやメーカーの完成品を買うのとでは、手間と保証の面でどちらが自分に合っているでしょうか?
自分のものにする